ドストエーフスキイ全作品を読む会


下原敏彦の著作


下原敏彦の略歴
1947年、長野県生まれ。日本大学農獣医学部(現生物資源科学部国際地域開発学科)入学、同学部柔道部入部。1968年、フランス船「ラオス」号で出国、プノンペンにて柔道修業。業界紙記者などを経て1977年に結婚。育児と主夫業の傍ら文筆修行。2004年〜2020年まで日本大学芸術学部文芸学科非常勤講師。「下原ゼミ通信」「熊谷元一研究」発行。ドストエーフスキイ全作品を読む会・読書会主催。「読書会通信」偶数月発行。1996年より土壌館下原道場館長。講道館五段。

     
     


図 書
五十歳になった一年生 熊谷元一と一年生の会 編集・発行(代表:下原敏彦)    2001 
伊那谷少年記 (「おくま」「コロスケのいた森」「ひがんさの山」「念仏平の午後」「やまびこ学校」「ハンバーガーヒル」を収録 鳥影社  2004 
ドストエフスキーを読みながら 或る「おかしな人間」の手記  鳥影社  2006 
還暦になった一年生 熊谷元一と28会 編集・発行(代表:下原敏彦)    2010 
山脈はるかに D文学研究会  2010 
ドストエフスキーを読みつづけて  下原敏彦・下原康子 著  寄せられた感想 D文学研究会  2011
「ガロ」という時代 : 創刊50周年記念  青林堂 編 下原敏彦分担執筆 青林堂  2014 
熊谷元一写真集 黒板絵は残った 下原敏彦   黒板絵の詩 D文学研究会
星雲社発売 
2015 
『オンボロ道場は残った ―柔道町道場と我が家の記録―』
のべる出版企画 2018 


論文・エッセイ・創作
三島由紀夫とドストエフスキー 十六年を経て見えてきたこと   収録:下原敏彦『ドストエフスキーを読みながら』鳥影社 2006/初出:ドストエーフスキイの会会報 No.98/1986  1986 
もう一つの三島事件  収録:下原敏彦『ドストエフスキーを読みながら』鳥影社2006/初出:江古田文学第20号 1991夏 「三島事件とドストエフスキー」 1991 
寂しきヒーロー 十五歳の扉 三島由紀夫と尾崎豊の距離  収録:下原敏彦『ドストエフスキーを読みながら』鳥影社 2006 P.186/初出:江古田文学 3巻1号(通巻24号) 1993   1993 
汐留青春グラフィティ    2000
『仮面の告白』の謎 ドストエフスキーで読む三島  収録:下原敏彦『ドストエフスキーを読みながら』鳥影社 2006/初出:清水正編著『ドストエフスキー&宮沢賢治』D文学研究会 2001 2001
三島事件の謎  収録:清水正著「三島由紀夫・文学と事件」栞(2005年9月)D文学研究会  2005 
リーザの魂 地下人間は果たしてAV嬢に勝てるか  ドストエーフスキイ広場 2号 ドストエーフスキイの会 1992 1992 
「透明な存在」の正体  ドストエーフスキイと現代の問題  ドストエーフスキイ広場 9号 ドストエーフスキイの会 2000  2000 
追悼 熱血の人岡村圭太さんを偲ぶ  収録:ドストエーフスキイ広場 No.14(2005)  2005
ドストエフスキーとギャンブル  別冊國文学No.61『ギャンブル』2006 2006 
架空夜話 ある元娼婦の話  収録:下原敏彦・下原康子 ドストエフスキーを読みつづけて D文学研究会 2011/初出:江古田文学 62号 2006 2006 
団塊世代とドストエフスキー  なぜ、柳の下にドジョウは何匹もいるのか 収録:下原敏彦・下原康子 ドストエフスキーを読みつづけて D文学研究会 2011/初出:ドストエーフキイ広場 16号  ドストエーフスキイの会 2007 2007
今後、私はドストエフスキーをどのように読んでいくか
収録:ドストエフスキー曼荼羅2号(2008年11月)日本大学芸術学部文芸学科  2008 
加山雄三と太宰治 江古田文学 第69号(2008年秋)江古田文学会
2008
ペテルブルグ文豪の子孫 小説 レニングラードの運転手  収録:下原敏彦・下原康子 ドストエフスキーを読みつづけて  D文学研究会 2011/初出:ドストエフスキー曼荼羅 3号  日本大学芸術学部文芸学科 2009  2009  
ドラえもんとSF作品  未来からの救済  『○型ロボット漫画』 清水正 監修 日本大学芸術学部図書館 2014 2014  
『貧しき人々』秘話 ペテルブルグ千夜一夜  ロシア人亡命家族の鞄にあった未完創作  ドストエフスキー曼荼羅 5号 2015(編集発行人 清水正)  2015 
日芸のモノリス 清水正・ドストエフスキー論 五十周年に想う ドストエフスキー曼荼羅 特別号 2018
清水正とドストエフスキー
2018 
模擬法廷 金貸し老婆とその妹強盗殺人事件裁判 ―ナポレオンになりたかった青年の犯罪― NHK文化センター柏教室
下原敏彦 ドストエフスキー『罪と罰』を読む(全5回) 
(2019年8月〜12月) 
2019
日芸と清水正 ─「私は日芸」を立証するもの  『清水正・ドストエフスキー論全集 第11巻』(D文学研究会)
松原寛とドストエフスキー 栞(2021.5.25)
2021 
「ドストエーフスキイ全作品を読む会」50周年に想う   江古田文学Vol.41 No.1(107)2021 特集:ドストエフスキ―生誕200周年 2021 
 フョードル・カラマーゾフ殺害事件裁判 全作品を読む会 読書会通信No.189  2021 
小説 ドストエフスキイの人々    全作品を読む会 読書会通信No.165〜No.189  2021
『貧しき人びと』マラソン読書 あの感動をもう一度  全作品を読む会 読書会通信No.190〜No.191   2022 
町道場の生き残る道       月刊 武道 」令和4年4月号 (日本武道館 発行 2022 
ドストエフスキー『貧しき人々』  産経新聞 ビブリオエッセー 2021/12/25 14:00 2021 
佐藤春夫『田園の憂鬱」 産経新聞 ビブリオエッセー 2022/4/19 12:21  2022 
原安治『還らざる夏 二つの村の戦争と戦後』 産経新聞 ビブリオエッセー 2022/9/29 14:00 2022  
北條民雄『いのちの初夜』 産経新聞 ビブリオエッセー 2022/12/16 12:18 2022 
笑劇 ステパンチコヴォ村騒動記  全作品を読む会 読書会通信No.198 2023 

全作品を読む会 読書会通信
少年犯罪とドストエフスキー   62 2000 
私はなぜ『貧しき人々』か
 63 2000 
さようならステパン先生 新谷敬三郎先生を偲ぶ  70 2001 
高橋誠一郎氏「満州の幻影とペテルブルクの幻影」を聴いて    73 2002 
夢想作家とドストエフスキー 群像7月号『ガードマン哀歌』に想う   74 2002 
ブッシュと『真昼の決闘』  84 2004 
高見順は『虐げられし人々』を意識したか  89 2005
木下豊房氏「武田泰淳とドストエフスキー」を聴いて  95 2006 
大盛会だった亀山郁夫氏の講演会   96 2006
バラバラ殺人事件の謎 100  2007 
嘉納治五郎とドストエフスキー (連載) 100〜128  2007〜2011 
熊谷元一先生と四足のわらじ 123  2010 
東電OL殺害事件とドストエフスキー 127 2011 
桜井厚二氏「現代ロシア新聞で言及されたドストエフスキー」を聞いて  131  2012 
「透明な存在」の行方  138  2013 
ある晴れた日に 中津川一家五人殺人事件の闇  144  2014 
佐世保高1女子同級生殺害事件に想う  145  2014 
「無敵の人」と地下生活者  146  2014 


熊谷元一関連著作
熊谷元一研究

新 聞
フセイン拘束『罪と罰』で正当性立証か 朝日新聞「私の視点」2003.12.27


関連リンク
ドストエーフスキイ全作品を読む会
熊谷元一研究
土壌館 下原道場