土壌館 下原道場

『オンボロ道場は残った ―柔道町道場と我が家の記録―
 下原敏彦 著 のべる出版企画 2018年8月15日

    柔道の町道場は激減している。柔道人口の減少、道場の維持運営の困難さなど、さまざまな要因がある。そんな中で著者のオンボロ道場は住宅街の一角にいまも健在である。崩壊寸前だったオンボロ町道場はなぜ持ちこたえているのか。団地住まいの専業主夫で、金なし、家なし、職なし、才なし。そんな徒手空拳の著者が、なぜ33年間今日まで、オンボロとはいえ一戸の町道場をつづけてこられたのか。…その歩みを振り返る。「嘉納治五郎とドストエフスキー」など、柔道の祖であるのみならず「日本の体育の父」とも呼ばれた嘉納治五郎の考察や創作も併録。