ドストエーフスキイ全作品を読む会

Фёдор Михайлович Достоевский(1821.11/11 - 1881.2/9)
ドストエフスキー作品 MEMO



 当HP担当者の興味本位で収録・執筆しているものです。
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Contents
作 品  発表年( )は年齢 
カラマーゾフの兄弟 1879~80 (58~59) 
未成年 1875 (54) 
おとなしい女 1876 (55
悪 霊  1871~72 (50~51)
永遠の夫 1870 (49)
白 痴  1868 (47)
賭博者 1866 (45)
罪と罰  1866 (45)
地下室の手記 1864 (43)
分 身  1846 (25) 
貧しき人々 1846 (25) 


ドストエフスキー年譜(江川卓編)
学術情報への扉 ドストエフスキー研究を垣間見る



カラマーゾフの兄弟 

資 料
1 カラマーゾフの兄弟 目次  江川卓訳 集英社 1975 
2 カラマーゾフの兄弟 登場人物名一覧  詳注版 カラマーゾフの兄弟(杉里直人訳) 
3 ヨブ記 [口語]聖書 日本聖書協会 1955 
4 荒野の誘惑(マタイ福音書 第4章1-11)  マタイ福音書 第4章1-11 塚本虎二 訳 1963
  疾走するトロイカ  江川卓訳『カラマーゾフの兄弟』 第12編 誤れる裁判 第6章 検事イッポリートの論告(抜粋)
カラマーゾフの兄弟 学習ガイド  THE GLENCOE LITERATURE LIBRARY
7  “同情”と“哀れみ”「大審問官」と「ビリー・バッド」  ハンナ・アーレント『革命について』第2章社会問題(抜粋) 
8 カラマーゾフの兄弟における父親殺しまでの三日間  下原康子 
9 フョードル・カラマーゾフ事件当日の4兄弟の動き  下原康子  
10 カラマーゾフ一族の前史 下原康子 
11 出世主義者の神学生ラキーチン ──物語の広報係  下原康子  
12 「注」がささやく細部とポリフォニー  下原康子  

論文・創作・エッセイ 他

フョードル・カラマーゾフ殺害事件裁判  下原敏彦 
「カラマーゾフの兄弟」とシラー PDF 海老澤君夫
ドストエフスキーの作品におけるゲーテの「ファウスト」の役割  Predrag Cicovacki  
ドストエフスキーのてんかん John C. DeToledo  
『カラマーゾフの兄弟』を読みなさい  Ivan Iniesta  
イワン・カラーマゾフのせん妄症とアルコール依存症 下原康子
ケアの達人「わたしのアリョーシャ」論  下原康子
『出家とその弟子』と『カラマーゾフの兄弟』  下原康子
ドストエフスキーのおもしろさはディテールに宿る 下原康子

イワン・クラムスコイ『観照する人』
「第3編第6章スメルジャコフ」にこの絵の記述がある。 
ドストエフスキーはクラムスコイの才能を高く評価していた。
素描「死の床のドストエフスキー」が残っている。
京都 浄瑠璃寺 不動明王三尊像 
田中幸治さんが『続ドストエーフキイ山脈』で「私のカラマーゾフ」として紹介:中央が不動明王(ドミートリィ)、向かって右がやさしさと慈悲の「こんがら童子」(アリョーシャ)、左が忿怒と知恵の「せいたか童子」(イワン)。
   



未成年

論文・エッセイ 他
悠々たるいそがしさ  武田泰淳 
2 ドストエフスキーと自殺  James.L.Foy 



おとなしい女

エッセイ
1 「おとなしい女」と『作家の日記』   下原康子



悪 霊

資 料

 1 『悪霊』目次  亀山郁夫 訳『悪霊』の読書ガイドより 
 2 『悪霊』クイズ  下原康子
 
エッセイ

 1 スタブローギンは何のためにアイスランドに行ったのか  下原康子 
 2 チホンvsスタブローギン 二つの疑問  下原康子 

 
 クロード・ロラン 「アキスとガラテア」(Acis et Galatee 1657)ドイツのドレスデン美術館蔵



永遠の夫 

エッセイ
『永遠の夫』  伊東佐紀子 



白 痴

資 料
 1 『白痴』目次   望月哲男 訳 河出書房新社 2010

論文・エッセイ他
 1 プレイバック読書会『白痴』 新谷敬三郎
 2 純粋な読者(新谷敬三郎『白痴』を読む) 新谷敬三郎 
 3 精神病理学の立場から(赤田豊治)  赤田豊治 
 4 楽園への道(ハロルド・L・クローアンズ)   Harold L.Klawans
 5 ムイシュキンの謎 下原康子 
 6 ドストエフスキーのてんかん:ある症例との比較 Howard Morgan

   
 ラファエルロ「サン・シストの聖母」      ホルバイン「棺のなかのキリスト」



賭博者

資 料
1  読書会資料『賭博者』  下原康子 
ドストエフスキーのルーレット賭博関連の記録  下原康子

論文・エッセイ
1 ドストエフスキーとギャンブル  下原敏彦 
2 『賭博者』に思う 病的賭博と嗜癖   下原康子 
依存症患者の心の癒やし 坪野吉孝 



罪と罰


資 料 
 1 ラスコーリニコフの13日間  下原康子 

論文・創作・エッセイ 他
『罪と罰』模擬法廷 金貸し老婆とその妹強盗殺人事件裁判   下原敏彦 
2 プレイバック読書会『罪と罰』  新谷敬三郎 
3 手塚治虫 作『マンガ版 罪と罰』  下原康子 
4 手塚治虫と『 罪と罰』  手塚治虫 
5 ラスコーリニコフの周辺-ドストエフスキーの『罪と罰』をめぐって- 上田寛  
6 罪と罰』の面白くかつ重要であると思われる2つの問題点  小泉猛 
   



地下室の手記

創作・エッセイ他
リーザの魂 地下室男ははたしてAV嬢に勝てるか 下原敏彦 
星は流れなかつた -私の「地下室の手記 -  下原康子 
ドストエフスキー『地下室の手記』  下原康子 
地下室人に読ませたい『哲学入門』 下原康子 

 


分 身

論文・エッセイ他
 1 「ドストエーフスキイ研究」第2章:分身 米川正夫
 2 [精神分析的『分身』]
(『分身 ドッペルゲンガー』より抜粋)
Otto Rank
 3  自己像幻視 村上仁 
 4  ドストエフスキー『分身』 古川哲雄 
 5  ホートスコピイ、てんかん、および自殺 Peter Bruggerら
 6  ドッペルゲンガー 自分自身の幻 Oliver Sacks
 7  文学における様々な分身 Sebastian Dieguez 
 8 『分身』は二重身体験(自己像幻視)の症例報告では? 下原康子
 9 芥川龍之介が自身のドッペルゲンガーを見たと発言した原拠の座談会記録  葛巻義敏編「芥川龍之介未定原稿集」版 

ドッペルゲンガーを描いたと思われる小説
(「青空文庫」収録のみ)
ニコライ・ゴーゴリ『鼻』
エドガー・アラン・ポー『ウィリアム・ウィルソン』
芥川龍之介『歯車』
芥川龍之介『二つの手紙』
梶井基次郎『泥濘』
梶井基次郎『Kの昇天 或いはKの溺死』

 
影法師 ドッペルゲンガー 
ハインリヒ・ハイネ  遠山一行 訳

静けき夜 巷は眠る
この家に 我が恋人は かつて
住み居たりし
彼の人はこの街すでに去りませど
そが家はいまもここに残りたり
一人の男 そこに立ち 
高きを見やり
手は大いなる苦悩と闘うと見ゆ
その姿見て 我が心おののきたり
月影の照らすは 
我が 己の姿
汝 我が分身よ 青ざめし男よ
などて 汝 去りし日の
幾夜をここに 悩み過せし
わが悩み まねびかえすや

フランツ・シューベルトの歌曲 
『白鳥の歌 第13曲:影法師(ドッペルゲンガー)』





貧しき人々

資 料
1 『貧しき人々』前史 下原康子 
ジェーヴシキンの文学論 プーシキンの「駅長」とゴーゴリの「外套」をめぐって 下原康子 

創作・ドキュメント
『貧しき人びと』マラソン読書   下原敏彦 
2 『貧しき人々』に感動した私   三木卓

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